禅日記 23 無功徳

見返りを気にせずに行うことが本物の功徳

 

自分の行いを自慢したり自負したり

褒められたり、尊敬されることを期待していては

本物の功徳とは言えない

 

人にありがたがれたい は素直な心だが

自分自身が行ったことに 充実感を持てたのなら

見返りを求める必要がなくなるはずです

 

by達磨

 

昨年より、グレタ・トゥンベリという少女の影響をうけて

自分も環境問題に取り組まなくてはと思い

ゴミ拾いを始めました

 

例えば道端のゴミ拾い

あるいは職場のゴミ拾い

仕事中でもなんでも普通に歩いている時に

ゴミが落ちていたらサッと拾うようにしています

 

するとなんか気持ちいい気分になります

「すごい良いことしてる!」という充実感が得られます

そして次に 誰かに自慢したい、褒めて欲しいという承認欲求が湧いてきます

 

そこでやってしまうんですね

周りをキョロキョロ見渡して

「人が見ている時にゴミを拾ってやろう」

「誰も見てないからこのゴミは拾わなくていいや」

って言う過ちを

 

始めは「地球環境のために」という純粋な気持ちで始めたのに

(スエーデンの少女の影響を受けてですが・・・)

いざ自分が「いいことやってるなぁ」と感じ始めると

「誰かに認められないともったいない」という気持ちが湧いてきます

 

そうじゃねえだろ

と禅は言っているのですね