2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

禅日記 23 無功徳

見返りを気にせずに行うことが本物の功徳 自分の行いを自慢したり自負したり 褒められたり、尊敬されることを期待していては 本物の功徳とは言えない 人にありがたがれたい は素直な心だが 自分自身が行ったことに 充実感を持てたのなら 見返りを求める必要…

禅日記 22 冷暖自知

水が冷たいか?暖かいか?は 実際に自分が飲んでみないとわからないことです 「この水は冷たいよ」と人に言われても 冷たさの程度は自分で飲んだり触ったりしないとわからない。 同じように悟りも 人から教えられても分かるものではない 自分で実践してわか…

禅日記 21 本来無一物

生まれたとき 死んでいくとき 人は何も持っていない 本来何も持ってないんだ 人間だもの(みつを) 何も所有していないからこそ自由に行動できる 所有すればするほど不自由になる あれが欲しい、これが欲しいという物欲 「捨てられないから」といって散らか…

禅日記 20 一期一会

一期とは 人が生まれてから死ぬまで 一会とは たった一度だけの出会い と思って 人をもてなしたり、人を敬いましょう。 毎日の生活の中でも 一期一会の気持ちを忘れずに 適度な緊張感を持つことが大切です 平凡な毎日の繰り返しだとしても 一瞬一秒はかけが…

禅日記 19 看脚下(かんきゃっか)

困難な時ほど自分の足元を見よ という教えです 法演と3人の弟子の話から ある夜の帰り道、突然提灯が消え真っ暗闇に 「さあどうする? 一句述べよ!」と言われた弟子3人 1人目は「五色の羽の鳳凰が赤い空に舞っている」 2人目は「銀色の蛇が荒れ果てた道に横…

禅日記 18 平常心是道

真の平常心は体得を経なければ 絶対と言っていいくらい得られない いつだって平常心でいたいものですが なかなか難しいですよねこれ 後輩がしょうもないこと言ってきたらイライラするし 上司に理不尽な要求されたらテンパるし 部長へ報告するときは委縮する…