禅日記 3 「無になる」

基本姿勢ができましたので いよいよ座禅を始めます

 

 

で 座禅ってなにするの?って話なんですが

 

本によると「無になる」「空になる」「何も考えない」とあります

 

すぐ雑念が湧いてくるが それを抑えて無になると いつか悟りが開けると

 

ふむふむ 

 

 

 

何言ってるか分からない!(笑) 

 

とにかく実践あるのみです

 

 

 

頭を空っぽに 心を無に しました

 

特に雑念が湧いてくることはありません

 

どれくらい時間が経ったかわかりませんが(多分2,3分程度)

 

やはり雑念は湧いてきません

 

 

「あれ?これって無になれてるんじゃね?できてるんじゃね?」

 

「あ、でも今 『あれ?できてるんじゃね?』 と考えたぞ」

 

「これも無になっていない ということか?」

 

「座禅がこんなに簡単なハズがない」

 

「なんてことを結局考えている これも雑念か?」

 

「よしもう一度 無になろう」

 

 

 

座禅をしていると 時間の感覚が分かりませんね

 

自分的には結構長く経ったと思いますが 実際は2,3分かもしれません

 

それでも やはり雑念は湧いてきません

 

「ほら やっぱりできている!」

 

「今 なにも考えてなかった!」

 

「俺って座禅の才能あるかも!」

 

「本書こう!」

 

「あ、これって雑念か?」

 

「よし分かった 今度はしばらく無を維持してみよう」

 

 

しかし

 

また2,3分後に同じことを考えてしまうんですね

 

「多分これが雑念なのだろう」

 

「雑念のイメージが違ったけど(もっと煩悩的なのが襲ってくると思った)」

 

「まぁ確かに 無になることは難しい」

 

これでこそ禅の修行をする甲斐があるってもんです

 

 

 

そういえば座禅はどれくらいの時間やればいいんでしょう?

 

あとから調べたら40~50分と書いてありました

 

この日は結局10分くらいしか経ってませんでした

 

そのくらい経った頃から 体に異変が現れたのです!

 

つづく